プログラミングの勉強をする際、プログラミングスクールか独学で勉強するべきか迷ったことはありませんか。
今回はプログラミングスクールと独学のメリット、デメリットをそれぞれ紹介し、その上で、あなたに合ったおススメの勉強方法を解説していきたいと思います。
Contents
結論:お金があるならプログラミングスクール
まず、私が考える結論ですが、十分なお金があるのであれば、プログラミングスクールに通うべきだと考えます。
このプログラミングスクールに行くことをおススメする理由やこのパターンと対照的な独学をおススメする人までここから詳しく解説していきます。
プログラミングスクールのメリット
最初にプログラミングスクールに通うことによるメリットについて解説していきます。
・効率的な勉強で時間が短縮できる
プログラミングスクールではそのプログラミングスクール独自のカリキュラムが存在し、それに沿って勉強をしていきます。
そのため、効率的に勉強を進めることが可能になり、勉強時間を短縮することができます。
プログラミングについて勉強を始めた当初はすること全てが初めてで、その勉強方法が正しいかどうかの判断も正確にできない状態にあります。
しかし、プログラミングスクールでは長年プログラミングに携わったことのある様々な人が、ブラッシュアップを繰り返しながら、効率の良いカリキュラムを制作しています。
そのため、それ通りに進めるだけでも成長でき、成長スピードも独学で勉強するよりも早く進めることができます。
・講師などによる手厚いサポートがある
これはプログラミングスクールによって、差がありますが、チャットでの質問対応やオンラインでの面談など、講師などによる手厚いサポートを受けられるのもメリットとして挙げられます。
最初はコードを書いている最中にエラーが起こってもどこが間違っているのか分からず、無駄に長い時間を費やしてしまうことが少なくありません。
しかし、直ぐにチャットなどでサポートしてもらうことで、エラーに費やしていた時間を別の勉強に使うことが可能になります。
また、オンラインでの面談で、カリキュラムにはないような悩み相談や講師から実務をするための具体的な道筋などを教えてもらえる可能性もあります。
・就職、転職のサポートがある
プログラミングスクールでは就職、転職を希望する人に向けてサポートをしている場合が多いこともメリットとして挙げられます。
プログラミングスクールではプログラミングを学ぶことが一番ですが、それが就職、転職が目的なのであれば、サポートしてもらうこともプログラミングスクールを選ぶ理由になります。
そのサポートの仕方もプログラミングスクールによって変わるため、自分に合ったサポートを受けられるプログラミングスクールを選びましょう。
プログラミングスクールのデメリット
次にプログラミングスクールに通うことによるデメリットについて解説していきます。
・費用が高い
プログラミングスクールを通うことを敬遠される一番の理由として、費用が高いことが挙げられます。
プログラミングスクールによって、費用はそれぞれですが、10万円台から高いと50万円以上というところも少なくありません。
それに見合うだけの成果が得られる可能性が高いことは事実ですが、そのような大金を直ぐに用意できる人は多くありません。
もし、用意できるだけのお金が手元にあったとしても躊躇する額であることには変わりないため、プログラミングスクールを諦めることが多くあります。
・期間が決められている
これはメリットでもあるのですが、プログラミングスクールに通う時にはその期間が決められています。
期間が決められているため、その期間で集中的に勉強ができれば、問題ありませんが、長期間拘束されるような急用が出来た場合などはカリキュラムを終わらせることも難しいかもしれません。
また、思った以上にカリキュラムが難しく、その期間内に終わらせることができないという可能性もゼロではありません。
自分のペースで進んでいくわけではないため、その期間でプログラミング能力が身に付かなければ、たとえプログラミングスクールに通ったとしても仕事をすることはできません。
・プログラミングスクールに合う合わないがある
現在、プログラミングスクールは選ぶのが難しくなるほど、沢山の数が存在しています。それがあなたと良い相性か悪い相性かというのは試してみなければ分かりません。
・対面で勉強するのか?
・オンラインで勉強するのか?
・どれくらいの期間学ぶのか?
・在学中のサポートはどのようなものがあるのか?
それぞれ様々な比較ポイントが出てきます。
プログラミングスクールの体験講義などもありますが、プログラミングスクールの全てを体験できる訳ではないため、体験できたこと以外で合わないことが見つかる可能性もあります。
そのプログラミングスクールの良し悪しも関係ありますが、その相性については入会してからでしか分からないことで、避けては通ることは出来ません。
独学のメリット
次に独学で勉強することによるメリットについて解説していきます。
・費用が安い
プログラミングスクールと独学の最大の違いは費用が安いということではないでしょうか。
独学で勉強する際は教材やネット上のサイトを使用して、進めていきます。
その際の費用は高くても数万円とプログラミングスクールに通った場合と比べると、桁違いに安く済ませることが可能になります。
直ぐにでもプログラミングを学びたいけど、高い費用を簡単に出すことができない学生さんなどは独学で学ぶ方が早くプログラミングの勉強を始めることができます。
・時間の縛りがなく、自分のペースで進められる
独学ではプログラミングスクールのように期間が決められている訳ではありません。そのため、自分のペースで勉強を進めることができます。
理解が早い部分は飛ばしながら進めたり、よく分からない部分はゆっくりと進めていったりと、自分の理解に合わせて進めていくことが可能になることが特徴です。
また、基本的にはプログラミングスクールではカリキュラムに沿って勉強を進めていくため、カリキュラムに書かれていないことは二の次になります。
その二の次になっている部分を理解することで、更に理解が深まる可能性もあるため、自分のペースの舵取りを自分でできることはメリットして挙げられます。
・分からないことを調べる力が付く
プログラミングスクールでは分からないことがあった場合、チャットなどのサポートなどにより、問題を解決することができます。
しかし、それによって、実務で分からないことが出てきた場合にそれを一人で解決する能力が身についていない場合があります。
それに比べて独学では、分からないことを自分で調べるというのがベースにあるため、将来的に必要な能力を成長させながら勉強をすることができます。
この分からないことを調べる力はプログラミングを使う上で、欠かせない能力の一つです。これは調べることでしか身に付かず、独学ならではの成長できる能力です。
独学のデメリット
次に独学で勉強することによるデメリットについて解説していきます。
・目標がブレやすく、挫折しやすい環境
独学では明確なゴールが設定されている訳ではありません。そのため、目標がブレやすく、挫折しやすい環境と言えます。
目標が明確に定まっていないことで、脇道に逸れたり、無駄なことまで深堀したりと余計な時間を浪費することで、いつまで経っても目標を達成することができず、挫折に繋がります。
このように最終的なゴールから遠ざかることで、本来よりもそのゴールを遠くに感じてしまい、諦め、挫折してしまうことは少なくありません。
・モチベーションが維持できない
独学の場合、先述したように目標がブレやすく、挫折しやすい環境にあります。
そのため、いつまで経っても思うような成果が出ず、モチベーションを維持することが難しい状況になります。
これも明確な目標が目に見えたり、実際に感じ取ったりすることが出来る成果があれば、モチベーションの維持に繋がりますが、それらの目標設定をすることも初心者の方には困難です。
また、独学の場合は一人で勉強することも多く、同じような目標を持った仲間と切磋琢磨できないこともモチベーションの維持が難しい原因になります。
対面でのプログラミングスクールでは図らずも近くに同じような目標の仲間が集まることで、一緒に成長していけますが、それができないことは大きなデメリットとして挙げられます。
・知識不足なことに気付けない
当たり前のことですが、独学の場合は自分が学ぼうとしたことしか勉強することができません。
そのため、自分が学ぼうとした範囲外の知識はそれが必要かどうかすら判断することもできません。
プログラミングスクールであれば、自分が学ぼうとしない範囲でも必要であるのならば、カリキュラム内に組み込まれているはずなので、学ぶことができます。
そして、それはカリキュラム内にあることなので、しっかりとした解説の元、知識として自分の中に落とし込むことができます。
このようなことが出来ない独学の場合は知識不足に気付かず、いつまで経っても、『何故か先に進まない』という状況に陥ることになります。
プログラミングスクールがおススメな人
ここからはプログラミングスクールに通うことがおススメな人の特徴について解説していきます。
・プログラミングスクールに通えるだけのお金がある人
まず、第一にプログラミングスクールに通えるだけのお金がある人でなければプログラミングスクールを受講することはできません。
そして、前述したようにプログラミングスクールの受講費は安いものではありません。
これで生活が困窮すると元も子もありませんが、プログラミングスクールに通って、知識を身に付け、それを使ってお金を稼ぐという強い意志を持っているのであれば、少し無理は良いかもしれません。
しかし、何度も言うように安いものではないため、自分の財布事情と相談して、現在の状況から将来の目標を達成するために必要なのがプログラミングスクールなのであれば、検討してみてください。
・就職、転職を考えている人
プログラミングスクールではコースによるところもありますが、前述したように就職、転職のサポートをしてくれることが多いです。
独学では、たとえスキルが身に付いたとしてもそのスキルを会社で発揮するには就職活動、転職活動を行った上、就職、転職を成功させなければいけません。
しかし、就職、転職を考え、そこがゴールなのであれば、ただ学べるだけでなく、最後のゴールまでサポートを受けられることになります。
この就職、転職のサポートはプログラミングスクールに通っている最中の成績などで判断されることもあるので、就職、転職のサポートを受けたい方は最後のゴールを含めた自分の理想に近いプログラミングスクールを選んでみましょう。
・モチベーション維持が苦手な人
プログラミングスクールでは講師などのサポートにより、挫折しそうなタイミングで、それを救ってくれる手立てが多く存在します。
他にも同じような目標を持つ仲間が近くにいることで、自分の刺激になり、モチベーションが向上することに繋がる環境に身を置くこともできます。
このようにプログラミングスクールではモチベーションが低下しそうな状況を自分以外の力によって、救ってくれる手段が多くあります。
モチベーション維持が苦手な人にとっては最後までプログラミング勉強を続けられる大きなポイントとなり、より自分の目標を達成する確率を上げることができます。
独学がおススメな人
次に独学がおススメな人の特徴について解説していきます。
・自分のペースで勉強したい人
プログラミングスクールはカリキュラムに沿って、学習のペースが決められています。
そのため、自分のペースで勉強したい人にとってはプログラミングスクールは勉強のペースが早かったり、遅かったりします。
自分でペースを決めたい人にとってはそれがストレスになる場合もあるため、そのような人は独学で勉強することをおススメします。
基本的にプログラミングスクールでは一カ月から半年程度の学習時間を与えられます。
現在、本業がある方や学生生活が忙しい方で、その時間を確保できない方も独学で自分のペースで学習することがおススメです。
・周りにプログラミングを教えてくれる友人、知人がいる人
基本的には全ての分からないことを誰かに聞くよりも、自分で調べることで問題を解決をすることの方が大事とされています。
しかし、最初のうちは分からないことが無数にあるため、その段階で挫けていしまうことも少なくありません。
独学ではプログラミングスクールのようなサポートをしてくれる講師などは存在しませんが、それらの役割を担ってくれるような友人や知人がいる人はその人達に頼ってみてもいいのではないでしょうか。
勿論、相手にも時間の都合があり、こちらとしては教えてもらう立場にあります。それ相応の態度を見せることは必要ですが、そのような手段を使うこともできます。
まずは自分で調べてみて、本当に分からないことなどを友人、知人に聞いてみるという形で独学を進める事も検討してみてください。
・お金稼ぎが目標ではない人
この記事をみてくださる多くの方はプログラミングを学ぶことによって、仕事をして、お金を稼ぐことを目的としていると考えています。
しかし、それが目的ではなく、学問としてプログラミングを学びたい、お金稼ぎが目標をではない方は独学で勉強することをおススメします。
学問としてプログラミングを学びたい理由にもよるかもしれませんが、その理由には時間の制限がないことが予想されます。
その場合はプログラミングスクールに通うのではなく、独学で学びたいことをサイトや教材を見て、突き詰めて勉強することがあっていると考えます。
注意:お金がないという理由だけで独学を選ぶのならお金を貯める
プログラミングスクールに通うことに踏み切れず、独学で学ぶことにする理由の一つとしてプログラミングスクールに通うだけのお金がないことが挙げられます。
しかし、それだけを理由にプログラミングスクールに通うことを諦めるのであれば、アルバイトなどでお金を貯めて、プログラミングスクールに通うことをおススメします。
この記事のそれぞれのメリット、デメリットをみて、独学で勉強することを選ぶのであれば問題ありません。
しかし、他の観点ではプログラミングスクールに通うことの方が良いけどお金がないから独学で勉強するとすると、必ず、挫折します。
そうならないためにもプログラミングスクールに通えるだけのお金を何とか用意し、プログラミングスクールに通います。
そして、そこで得た知識、スキルを元に使った費用以上の成果を上げる方が現実的に目標を達成する方法になります。
『お金がないから独学で勉強して、○○万円稼いだ』みたいな事例は存在するとは思いますが、それはお金がないという条件だけでなく、他の観点から考えても独学が向いているというケースがほとんどであると思います。
一度、自分が何故、プログラミングスクールに通うのではなく、独学を選んだのかを正しく考え直してみましょう。
おススメのプログラミングスクール『TechAcademy [テックアカデミー]』
今回はおススメのプログラミングスクールとしてTechAcademy [テックアカデミー]を紹介します。
TechAcademy [テックアカデミー]はオンライン型のプログラミングスクールで様々なコースが存在します。今回はその中からおススメのコース3選を紹介します。
・フロントエンドコース
フロントエンドコースは主にWebサイトを作るための知識を学ぶためのコースになります。
他のコースでもWebサイトを作るための知識を学ぶことは出来ますが、このフロントエンドコースでは特にアニメーションを駆使したWebサイトを作ることができます。
アニメーションを動かすJavaScriptやjQueryなどを学べるコースになっているので、より実践でも使いやすいデザイン性の高いサイトを制作する知識を身に付けることができるコースになります。
また、フロントエンドコースだけではありませんが、
・15時~23時までのチャットサポート
・週2回のメンタリング
などのサポートを受けられます。
チャットサポートでは時間内であれば、選抜された現役エンジニア講師が疑問に対して直ぐにサポートできるような体制を整えています。
これにより、カリキュラム内の不明点などで無駄な時間を過ごすことがなくなります。
週2回のメンタリングではカリキュラム内の不明点だけでなく、講義終了後の仕事に関しての相談などもすることができます。
・WordPressコース
WordPressコースはその名の通りWordPressを中心にWebサイト制作を学ぶためのコースになります。
WordPressはブログなどを作るためのソフトフェアでLPなどのサイトにも応用させることができます。
フロントエンドコースで学ぶようなアニメーションは学べませんが、WordPressも実践で価値になる知識になります。
WordPressについて詳しく知りたい方はWordPressを専門用語ほぼゼロで簡単解説で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
そして、WordPressコースはフロントエンドコースと同様、
・15時~23時までのチャットサポート
・週2回のメンタリング
などのサポートも受けられます。
・エンジニア転職保障コース
エンジニア転職保証コースはTechAcademy [テックアカデミー]のコースの中でも転職保障が付いているコースになります。
エンジニア転職保証コースは先述したWordPressコースやフロントエンドコースと同様、
・15時~23時までのチャットサポート
・週2回のメンタリング
などのサポートも受けらるのに加え、
・自己分析・書類作成・面接対策のサポート
・おススメ求人の案内
などエンジニア転職保証コースだけでしか受けられないサポートがあります。
TechAcademy [テックアカデミー]を受講する中でも特に就職、転職を考えている方にはおススメのコースになります。
おススメの独学ツール
独学では本などの教材もありますが、今回は独学でおススメのサイトを紹介します。
・Progate
Progateはプログラミングを学ぶためのサイトになります。
ゲーム感覚で初心者の方にも分かりやすいようなサイトで、プログラミングの基礎を学ぶことができます。
これだけでは実務に足りない部分もありますが、まずはこのサイトで勉強を始めてみても良いかもしれません。
Progateを始めた後、何をすればいいのか迷うことがあると思いますが、それらについて稼ぐために必要な事とは? という記事の中で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
今回はプログラミングスクールと独学のそれぞれのメリット、デメリットに加え、それらを踏まえておススメの勉強方法を紹介しました。
自分がこだわるポイントはどこなのか、それを達成できる勉強方法は何なのか、しっかりと吟味した上で最善の方法を選びましょう。