Web制作で稼ぐことを目標にProgateで学び始めたものの、『このままProgateだけでも稼げるようになるのだろうか』そんな疑問が湧いたことはありませんか。
その疑問を解消するために調べていくと、『Progateだけでも稼げる』、『Progateだけでは稼げない』この相反する二つの意見がネット上で飛び交い、混乱してしまっているかもしれません。
今回はProgateは稼ぐために必要か、そして、稼ぐために必要なことについて詳しく解説していきます。
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前提:私の意見は『Progateだけでは稼げない』
私の意見としては『Progateだけでは稼げない』と思っています。
正確な表現としては『Progateだけで稼ぐのはかなり難しい、Progateだけで稼げるのはほんの一部』ということです。
どうしてこのような意見になるのかはこの後詳しく述べるつもりですが、簡単に表すと、ProgateだけではWeb制作で稼ぐための知識が乏しすぎるからです。
私がこのように思ってしまう理由、そして、それとは反対の意見を持つ人達の考えを私なりに解説していきます。
・『Progateだけでも稼げる』という人たちの意見
『Progateだけでも稼げる』という人たちの意見として、よく見られるのが、『Progateだけの知識でもできる案件がある』ということです。
これに関して、実際の案件をこなしていくと、本当にProgateで学んだ知識以上の記述も少なく、例え分からないことも少し調べれば分かる難易度の案件があることは事実です。
そして、案件をする前にはLP模写で勉強をするなどの必要があると思いますが、早く案件に関わること以上に飛躍的な成長に繋がることはありません。
つまり、Progateだけで勉強をした後、すぐに案件に関わるのは『稼ぐ』という観点だけではなく、『成長』という観点からみても正しいという意見です。
Progateを使用するとき、まず手に付ける言語の一つとして『HTML&CSS』があると思います。これだけでも、できる仕事がない訳ではありません。
その上、『JavaScript』や『PHP』などの言語にも手を伸ばすと、それだけできる仕事の幅は増えることになります。
これだけの理由があるにもかかわらず、私含め、『Progateだけでは稼げない』という多くの人たちはどのような意見があるのでしょう。これから詳しく解説していきます。
・『Progateだけでは稼げない』という人たちの意見
まず、Progateとは『HTML&CSS』や『JavaScript』、『PHP』などの『言語、コーディングを学ぶためのツール』です。
しかし、『稼ぐ』、つまりは『案件を受注して納品』するためにはコーディングだけでは不十分です。
初めての案件を受注するには、『クラウドワークス』や『ランサーズ』などといったクラウドソーシングサイトを使うことが一般的に挙げられます。
その時、仮にProgateだけで勉強し、見せれるような実績もない状態の人はどうアピールすればいいのでしょうか。
アピールが出来なければ、クライアントから案件を任せてもらうことは出来ません。
また、何らかの形で案件を受注出来たと仮定します。その時、それをどのように納品するのかをProgateでは勉強していないはずです。
納品方法の一つとして、レンタルサーバーへのアップロードなどが挙げられますが、もし、クライアントから『レンタルサーバーを借りて、ドメインの取得をする』というところから任された場合、決められた期限で初めてする業務を遂行しきることが出来るでしょうか。
『Progateだけでも稼げる』という人たちは実際に自分自身もProgateだけで稼いだ経験があるのかもしれませんが、それはとても難しいことで、誰にでも出来るような再現性の高いことではありません。
ほとんどの場合では『Progateだけでは稼げない』
これが悲しいですが、現実ということです。
それでは、どれだけの理解があれば、Web制作で稼ぐことが出来るのか具体的な目安を紹介していきます。
結論:『LP模写を1サイト』+『レンタルサーバーへのアップロード』を理解したら、迷いなく案件へ
私はこれまで『Progateだけでは稼げない』という意見を元に解説していきましたが、Progateをひたすら繰り返したり、Progateだけに留まらず、ひたすら勉強をし続けたりするのもおススメできません。
では、どれだけの理解があれば案件を受注し、納品できるのかというと、
『LP模写を1サイト』+『レンタルサーバーへのアップロード』を理解できたら案件の受注のために動き出しましょう。
LP模写を1サイトやり切ると、Progateだけでは学べなかったコーディング技術などを一気に吸収できます。
また、最初は分かることも少なく、1サイトを完成させるのに途方もない時間をコードを調べる時間に費やしてしまうかもしれません。
しかし、その経験があると、実際の案件で分からないことがあった時、慌てることなく対処することが可能となります。
レンタルサーバーへのアップロードは実際にするのが一番ですが、それが難しい場合はそのやり方を調べてみるだけでも大丈夫です。
しかし、そこで疑問に思ったことは出来る限り解消しておくのが良いでしょう。
そして、ここからはこの二つを一気に可能にする方法を解説していきます。
おススメ:自分のサイトを一から制作する
上記二つの条件を一気に満たす方法として、自分のサイトを一から制作することをおススメします。
自分のサイトを作るというと、難しく考えてしまうかもしれませんが、模写と違って自分でデザインも考えるので、現状できることから参考にしたいサイトのデザインを少し調べて組み合わせるだけでも、それなりのサイトが完成します。
どのようなサイトを制作するか悩むことがあるかもしれませんが、特に『ブログ』もしくは『ポートフォリオサイト』の制作をおススメします。
まず、ブログですが、これはWordPressの無料テーマを使用すれば、すぐにでも制作することが可能です。
最初はWordPressの操作が思うようにできないかもしれませんが、少しずつ調べて、使いながら慣れていくという意識で気軽に開設するのがおススメです。
まだ、WordPressについて良く分からないという方は初心者向けに『WordPress』を簡単解説で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
ブログのコンセプトは今回の目的が達成できれば良いため、どんなものでも構いません。
希望がないという方は自分の成長日記のように学んだことのアウトプットの場として、ネット上にインプットした知識をまとめたノートを公開するイメージでブログを活用するのも良いかもしれません。
次にポートフォリオサイトですが、これはこれから実績を積み重ねていったときにそれをまとめてクライアントに公開するときに役に立ちます。
作り方はブログの時と同様、WordPressでの制作で問題ないでしょう。
レンタルサーバーは『エックスサーバー』を使いながら勉強していきましょう。
『エックスサーバー』は幅広い方が使っているレンタルサーバーということもあり、多くの情報がネット上に存在しています。
この『PG集会所』も『エックスサーバー』を使用しています。比較を兼ねて一度、調べてみてはどうでしょうか。
これらのことができている時というのは『LP模写を1サイト』+『レンタルサーバーへのアップロード』を理解できているということです。
それらのサイトを実績として公開し、クライアントにアピールしながら案件を探し始めましょう。
その方が実際にネット上にあるサイトのため、クライアントからの反応は良く、より早く案件が受注できるはずです。
今回はProgateだけで稼げるのか稼げないのかを私の考察を踏まえて解説してきましたが、Web制作の勉強を始める取りかかりとしてProgateを使用することは何の問題もありません。
それでWeb制作が向いていれば、今回私が紹介したようなことをProgateで学んだ後にすれば良いですし、向いていないと感じれば、他の選択肢を探せば良いのです。
やってみない事には始まりません。まずは試しにProgateを始めてみてください。